【S25最終449位、S26最終481位】剣盾ディアルガ構築
初めまして、あけましておめでとうございます。
とぅもろと申します。
S25で初の3桁取れたので、構築記事というものを初めて書かせていただきます。
不明瞭な点が多々あると思いますが、見ていただけると幸いです。
【構築経緯】
- ダイマ切ればほぼ全てのポケモンと渡り合えるディアルガを採用、サイクル負荷のかけられる眼鏡を装備。
- ディアルガの苦手な地面、格闘を受ける枠として、ゴツメHBSサンダーを採用。
- ディアルガを受けてくるラッキー、ポリ2などを崩せ、ディアルガに出してくる地面に強いAS鉢巻連撃ウーラオスを採用。
- ザシアンやムゲンダイナなど上から殴れ、トンボでサイクルも回せるスカーフASランドロスを採用。
- 黒バドやイベルタルを受けるHD残飯バンギラスを採用。
- ここまでのタイプ相性の補完とザシアン、ゼルネアス対策を考えて、HBオボンギルガルドを採用。
以上となります。
【コンセプト】
【使用ポケモン解説】
ディアルガ@こだわりメガネ
特性:プレッシャー
性格:控えめ(A↓C↑)
実数値:197-×-141-211-121-130
努力値:172-0-4-172-4-156
流星群、ラスターカノン、冷凍ビーム、大地の力
C → サンダー珠控えめダイジェット耐えカバルドンを流星群で87.5%
S → 準速77属抜き。
BD → 実数値を1増やす
H → 余り
今回の主役
技範囲がとにかく広く、この構成ならば浮遊ドータクン、ヌケニン以外の全てのポケモンに対して等倍以上を取れる。
また、タイプが優秀であり、弱点2つ、半減以下10個で数値も高く、並大抵の攻撃は二発受けられる。
準速77属抜きにすることで、ドランやバンギ、ウオノラゴンなどの上をとれる。
このサイクルにも対面にもダイマックスにも適している性質を生かせるように立ち回りました。
技説明
・流星群
ディアルガの最強技。構築単位で刺されば、何かしら一体持っていける破壊力。特に初手出しして、相手のカバルドンやラグラージなどを一撃で倒せる。ダイマ後もA↓により撃ち合いにも強い。フェアリー後投げされた後のことを考えて打ちました。
・ラスターカノン
タイプ一致技。流星群無効のフェアリーへの打点。D↓の追加効果が優秀で、HDポリ2と対面で勝ったことも。また、ダイスチルで対面性能を上げることもでき、崩しも受けも使える便利技だった。
・冷凍ビーム
安定の氷技。ランドやガブ、ジガルデなどの地面枠、イベルタル、サンダー、カイリューなどの飛行に対する打点。基本ダイマ時に使っていた。ウーラオスのインファをダイマで受け、返しにダイアイスを打つことで襷ごと貫通できる。身代わりダイナ、ジガルデにも安定して押せる優秀な技だった。
・大地の力
上3つの技は鋼タイプに半減されるため、そこに対する地面技。氷技と同様に対応範囲が広い。ディアルガは炎技も覚えるが、ヒードランを考えて地面技を選択。後述のゴツメサンダーと合わせてザシアンを倒すこともできる。ダイアースのD↑も優秀だった。
サンダー@ゴツゴツメット
特性:静電気
性格:臆病(A↓S↑)
実数値:187-×-116-145-110-167
努力値:172-0-84-0-0-252
こらえる、ボルトチェンジ、暴風、羽休め
S → 最速
HB → 陽気鉢巻ウーラオスの暗黒強打最高乱数以外耐え、意地ザシアンA+1のじゃれつく最高乱数以外耐え
ディアルガの弱点の地面、格闘に対する受け。
HBブッパサンダーを使っていたが、交換読みの暗黒強打で受けが成立しなくることが多かった。そこで、受けの後行動できるように、最速ウーラオスを抜くことは必須であると感じ、最速かつ残りの努力値をHB調整して運用した。ウーラオスに対して安定して出せるようになり、使用感もかなり良かった。Cには努力値を振っていなくても意外と火力が出るのでダイマを切ることもあった。正解枠。
技説明
サイクルを回すタイプ一致技。受け出した後の相手の交換に合わせて撃ち、ディアルガやウーラオスを登場させ、火力を押し付ける流れが強かった。また、ダイサンダーで一定の火力にはなる点もいいと感じた。
・暴風
受け出した後の格闘への打点。命中不安だが、威力や追加効果を考えても採用しない理由がないレベルの強技。もはや説明不要。暴風混乱自傷のゴロの良さよ。
・羽休め
PP多い回復技。飛行が消える効果とサンダーのタイプの相性が抜群。最速にすることで、ランドやドリュウズなどに岩技と地面技の択ゲーに持ち込める。ゴツメ被ってるので、回復しながらダメージを稼げる点においてもこの型との相性が良かった。
・こらえる
静電気とゴツメの回数稼ぎ用。相手のダイマを枯らすのにも使える。正直用途はこれくらい。技欄の一番上に置いといて、選択時間切れでも耐えるようにした。
連撃ウーラオス(巨大なし)@こだわり鉢巻
特性:ふかしのこぶし
性格:陽気(C↓S↑)
実数値:175-182-121-×-80-163
努力値:0-252-4-0-0-252
A → ブッパ
S → 最速
物理の受け崩し
ディアルガに対して投げられるラッキー、ポリ2などの数値受け特殊ポケモン、ランドロス等の地面枠を破壊できる公認チートポケモン。悪ラオスと違い、格闘の抜群の一環ができず、地面に強い点が水ラオスの強みだと感じた。また、物理方面の耐久が無振りでも並以上にあり、受け出してから崩しに行くことも多かった。正解枠。守る無効確定急所バンザイ!
技構成
・水流連打
メインウェポン。確定急所タイプ一致3連撃というパワーワードっぷり。雨下の火力アップ補正も乗れるため、天然ヌオーをダイマから崩しに行けた。鉢巻を持つことで、無振りランドくらいならダイマ状態でもワンパンできる。
メインウェポンその2。数値受けノーマル崩し。馬鹿力などと違い、連射できる命中安定高火力技として活躍した。ディアルガがメタモンにパクられたあとでも上から倒しにいける点も高評価。
タイプ一致の先制技。不意打ちと違い択ゲーにならない。雨補正も乗り、鉢巻と合わせてそこそこの火力になる。最終的にこの技の一環を作ることを目的とする試合も多かった。ぶっとばしてけ!
・雷パンチ
ドヒドイデ、テッカグヤ、レヒレ、アシレーヌなどへの打点。この枠は正直好みがあると思う。他の候補だと冷凍パンチ、毒づきなど。カミパンだとムゲンダイナに打点がなく、冷パンだとレヒレーヌに打点がなく、毒づきだとドヒドイデに打点がない。個人的にアクジェ外す選択肢はなかったので、一般ポケに打点になりそうな雷パンチにした。2倍雷パンチより等倍インファの方が火力出ること忘れがち。
特性:威嚇
性格:陽気(C↓S↑)
実数値:165-197-110-×-100-157
努力値:4-252-0-0-0-252
AS → ブッパ最速
スイープ担当
ディアルガに対する地面格闘技を受けられる。ザシアン、ダイナ、日ネクロ、ゼクロム、レシラムなどに地面技の通りがよく、ホウオウ、イベルタルにも岩技で対応など、禁止伝説枠に対して一定の仕事ができるなどの点で採用した。ダイマックスとの相性が良く、タイプ一致のダイジェットから全抜きが狙えることも多かった。正解枠。
・技構成
タイプ一致技。禁止伝説やその周りに通りがよく、スカーフで上から殴る。H振りザシアンは確定では倒せないが、ゴツメと合わせて確定圏内へいれる。
高火力岩技。岩雪崩と迷ったが、アッキサンダーを急所で崩せるうえに素の火力が高いエッジを選択。地面技すかす飛行に刺さった。ダイロックはエースバーンをタスキごと倒すのに使った。命中不安なのはタマニキズ。
空を飛ぶ
ダイジェット用。ダイマからしに使うこともあり、特にバシャーモ相手に2ターンダイマ無効化できる。ダイジェット一回積めばザシアンもダイアースで上から倒せるようになる。
蜻蛉返り
サイクル回す用の技。ボルチェンと異なり無効化される場面がないので捕まることがない。スカーフと相性が良く不利対面から逃げ、裏のポケモンで受けられる。威嚇をもう一度入れる為に使うことも。ダイワームは撃ったことがない。
バンギラス@たべのこし
特性:砂嵐
性格:慎重(C↓D↑)
実数値:207-155-130-×-167-81
努力値:252-4-0-0-252-0
HD → ブッパ
黒バト、イベルタルへの特殊受け
ゴーストや悪の特殊一貫を切りつつ、砂、ステロなどの定数ダメージを稼いでいく。さらに、相手の交代時に電磁波を撒くことで後々のサイクルを有利に進められるサポート枠。ディアルガがイベルタル珠ダイアークを耐えないので、引先として採用。ディアルガと弱点がもろかぶりなのでもう一体の選択が非常に難しくなるが、バドに3タテされることを考えても悪タイプの受けポケは必要だった。要相談枠。
技構成
サイクル戦になればなるほど強い。襷壊し、確定数上げなど奥の深い技。砂と合わせて定数ダメージを稼ぐ。満遍なくダメージを与えられる性質より、こだわりアイテムでも一貫を作りやすくなるので後々を考えてもやはり撃ち得だった。
・電磁波
当たれば電気地面以外に麻痺させる技。バンギの電磁波は相手の念頭にないことが多いので何より不意をつける。ディアルガやラオスより早いポケモンの足を止めサイクルを有利にできた。食べ残しとの相性も良かった。
・イカサマ
相手の攻撃力を借りて攻撃する技。このバンギはA補正も努力値もかけていないため、噛み砕くよりイカサマを採用。敵の後投げの物攻ポケに対して大きな負荷をかけられる。バドレックスにも4倍なので大きく削りを入れられる(むしろ倒せたり)。竜舞ネクロズマにも電磁波とイカサマで倒すことができる。
・ロックブラスト
タイプ一致岩技。ストーンエッジと自由選択。自分は命中と連続技の点でこちらを採用しました。ほとんどイベルタルへの打点でした。
ギルガルド@オボンのみ
特性:バトルスイッチ
性格:呑気(S↓B↑)
実数値:167-70-211-70-161-58(最遅)
努力値:252-0-252-0-4-0
ジャイロボール、シャドーボール、キングシールド、影打ち
S → 最遅
HB → ぶっぱ
相性補完及びザシアン対策枠
ここまでフェアリーとドラゴンに一貫を作られているので鋼が必要と思い、ザシアンにも強い枠として採用。ゼルネアスやラッキーを考えて鋼技はラスターカノンよりもジャイロボールにした。回復手段のオボンのみにより場持ちや受け出しを安定させる。ザシアン相手には剣舞とキンシの択ゲーになるので、安定させるように裏にはランドを置くことが多かった。格闘への牽制になる点は素晴らしい。準正解枠。
技構成
・ジャイロボール
ゼルネアスを考えた鋼の物理技。最遅との相性が良く、ザシアンに対して大きく削りを入れられた。PP少なくて、接触なのが惜しい。
下降補正をSにかけることで、物理特殊どちらも採用できる点を利用して両刀にした。ゴースト技は一貫作りやすく、構築単位で負荷をかけられることが多かった。
・影打ち
最後っ屁。上から黒バドを捌けるが、黒バト軸に投げることはあまりなかったのでなんとも。ザシアンをスカーフランドの確定圏内に入れたり、襷を剥がしたり有効に使える。
・キングシールド
フォルムチェンジしながら攻撃技のみ守れる技。コレをうまくザシアンに当てるのが難しい。当たると一気に勝ちに繋がるので自信持って押すべし。ウオノラゴンやヒヒダルマなどこだわりが疑える場合、こだわらせながら様子をみれるのでサイクルをうまく作ってくれた。
【構築の概要】
・選出について
考えていたことは、「初手に何を投げるか」と「初手不利対面になった時の引き先」です。
基本選出は「ディアルガ+引先+相性補完」です。
ディアルガは技範囲が広く、有利対面になりやすい。有利対面さえ作れば何かの技が通るので、初手に投げることが多かったです。
そこに強い格闘、地面ポケモンを投げられたときの引先、そしてその2匹に不利をつくポケモンに対する補完役、という感じで選んでいました。
選出は本当に奥が深いですね。まだまだ勉強中です。
・立ち回り
ディアルガとウーラオスの有利対面を作ることを目標としました。こだわりで高火力を持ちながら耐久性がどちらも高いので、有利対面をクッション使って作ることも受け出しから作ることもできました。色々なルートを考えることが重要だと感じました。
【結果】
TN とぅもろ 最終449位 レート1872
最終481位 レート1874
【後書き】
自分は、剣盾レートを始めたのが2021年1月で、ちょうど一年の節目に初の3桁を取れてとても嬉しかったです。しかも、大好きなディアルガとここまで登れたので本当によかった。ただ、レート下げたくなくて途中で潜ることをやめてしまったのが心残りとなってます。またS26は実生活での忙しさからあまり潜れませんでした。
記事に対する質問、意見など気軽にお書きください。
対戦してくれた皆さん、この記事を見てくれた皆さん、参考にさせていただいた動画投稿者の皆さんありがとうございました!
また会いましょう!